更新日 06月07日(土)
大峰山花供修行in四天王寺(醍醐寺 柴燈大護摩供)
本日は早朝から醍醐寺様が来山されまして、
四天王寺の南大門(仁王門前)にて柴燈大護摩供を
厳修されました。
柴燈護摩=「さいとう ごま」と読みます。
堂内ではなく、野外で大掛かりなお護摩焚きをすることです。
これは「大峰山花供修行」という毎年恒例の行事で、
醍醐寺から大峰山へ歩いていく修行なのですが、
四天王寺はその中継地点ともなっておりますので
道中祈願も兼ねて立ち寄られ、国家安寧・佛法興隆・
五穀豊穣などなど、お護摩を焚いて祈念されるのです。
早朝8:30頃から本坊通用門から出発し、
四天王寺管長猊下がご随喜のもと、仁王門前に集合
柴燈護摩を厳修するにあたり、目的や祈念する
内容などを記載した表白(ひょうびゃく)が
読み上げられます。
恭しく松明から点火されますと、モクモクと大きな煙が…。
モクモク…… どころじゃ無いね~(+o+)!ゲホ
ちょっとすると煙が炎に変わり景色が見えてきます。
醍醐寺御門主様による御導師により加持祈祷が行われ、
法要がいよいよ終盤に迫り、四天王寺管長猊下が
最初に護摩木をくべると、
続いて信者たちの願いが書かれた護摩木も投げ込まれます。
早朝ではありますが護摩木も特設テントにて
その場でお授与(300円)されておりました。
9:30頃、法要終了後に石の鳥居から大峰山に向けて
並んで出発されました。
ちなみに「大峰山花供修行」とは、醍醐寺を開かれた
聖宝(しょうぼう)尊師(理源大師)が大峰山中で
修行をされた中でも特に聖地と伝わる「小篠根本道場」
という場所に花を捧げに行く儀式です。
この法要は毎年6月7日に行われています。
来年は一緒に参加して吉野まで行けたらいいな~ァ(^^)