地蔵山

外観

釈尊入滅より弥勒仏出現に至る無仏の世(56億7000万年前の間)に、神力・慈悲・智慧・弁才の力を以って人々を救済するといわれる私達に最も近い存在である地蔵菩薩をお祀りする。

当堂は明治時代に近郷及び境内諸方より集めた有縁無縁の地蔵尊を、中之門を入った南側の小丘に合祀したのが始まりである。本尊「立江地蔵尊」は古来眼病に霊験ありとあつく信仰されている。毎月24日午前十時半、「地蔵尊供」の法要が行われる。(春秋彼岸中はおつとめはありません)(8月24日のみ午後四時)お堂の西に、元逢坂清水の「融通(ゆうづう)地蔵尊」を祀る。