牛王尊

外観

推古元年(593)創建。
四天王寺が建立される時、建築資材である石や材木を運搬した牛が、伽藍が完成するや否や化して石となったと伝えられ、堂内には牛(ご)王(おう)尊(そん)の巨石が安置されている。
後世、牛は草を食(は)むことから、転じて「子供の顔にできるくさをとってくれる」との信仰を生み、病気平癒を祈る人々によって、牛の絵馬が数多く奉納されている。