短声堂引声堂跡

外観

元和三年(1617)に鳥羽法皇による御誓願のもと、石鳥居と極楽門の間に「短声堂」「引声堂」があった。平安時代には念仏三昧院、念仏堂とも呼称されていた堂宇で、法然上人二十五霊場の札所としてあつかわれる(霊場会からの団体参拝の際は阿弥陀堂にて勤行)。
これが昭和20年の戦災で焼失し、現在は堂前入口の跡のみ残る。