万燈院

外観

紙衣仏(かみこぶつ)をお祀りしているため紙衣堂ともいいます。紙の衣を着て修業した羅漢さんを形どったこの仏さんは病気回 復に功徳があるといわれ、毎年10月10日の衣替え法要は多くの信者さんで賑わいます。
紙衣法要では1年間紙衣仏が着ていた紙衣を背中に当て、お加持します。これを3年続けると病気になっても、また、臨終の時でも不浄の世話を人にかけないといわれています。願い事の書かれた護摩木を焚き、太鼓を鳴らしての祈祷が行われます。入口に木槌と木臼があり、痛い所をさすると治るといわれています。