四天王寺は今から約1400年前、推古天皇元年 (593)に聖徳太子が

建立された、日本仏法最初の大寺である。

新しく渡来した、仏教を支持する蘇我氏と日本古来の宗教を推す物部氏

の二大豪族の狭間で 、弱冠16歳の聖徳太子は仏教の守護神、四天王

に祈願して戦いに勝利した。

その報恩謝徳のため、建てられたのが四天王寺である。 四天王寺は四

箇院 (敬田・悲田・施薬・療病) を構え、広く一般民衆に手をさしのべ、

太子信仰の拠点となると同時に、庶民救済の中心地となった。